著書『リベラルアーツ「遊び」を極めて賢者になる』(集英社インターナショナル)

著書『リベラルアーツ「遊び」を極めて賢者になる』(集英社インターナショナル)が2022年6月7日に出版されます。

人生をいかに「遊び」つづけるか?
大学などのカリキュラムとして挙げられるリベラルアーツ。その源流を辿ると、それが真に意味するものは単なる教養ではなく「人生を遊びつづけるためのわざ」であり、それこそが低迷する日本社会のよりよい未来のために必要だと著者は語ります。
本書は、リベラルアーツの「遊」の精神を掘り下げながら、それを個人個人が具体的に仕事や教育にどう活かすべきかを古今東西の名著を引きながら論じる、画期的なリベラルアーツ本です。

第1部はリベラルアーツの歴史編。リベラルアーツという言葉の源流から、その本質に迫ります。
第2部ではなぜ「遊ぶ」ことがよりよい未来に繋がるのかを江戸時代の暮らしなどから学ぶとともに、現代の「仕事」について考えます。
第3部は未来編。文化芸術プロデューサーとしてコンサートホールの企画などに携わる著者が自身の活動を例に、「文明」「教養」「大衆」という三つの価値観をあらためて問い直し、これからの時代に必要なのは教養ではなく、「共養」であると提案します。
そしてリベラルアーツを活かして、市民が文化をつくる「未来型の文化的な社会」への道筋を語ります。

集英社インターナショナル
浦久俊彦/著
価格 968円(税込)